2019年7月19日から全国公開されている『天気の子』。
物語としては陽菜(ひな)は晴れ女として、天気を晴れにしている設定となっています。
しかし、陽菜は本当に晴れ女なのでしょうか?
実は陽菜は本当は雨女であり、最終的に帆高が雨男になった可能性が高いです。
今回の記事では天気の子のネタバレを交えつつ、陽菜と帆高が雨女・男説を紹介していきます。
晴れ女と雨女の特徴はこちら
まずは晴れ女(男)と雨女(男)の特徴を紹介していきます。
晴れ女(男) | 雨女(男) |
稲荷系の自然霊が憑いている | 龍神系の自然霊が憑いている |
勤勉でビジネスでも成功しやすい | 飲み物をたくさん飲む |
気の弱い所があり、リーダーに不向き | 気が強い |
美男美女が多い | 勝負強いけど、大雑把で適当な性格 |
天候系の力は使いすぎると神隠しにあってしまい、借金率や自己破産率が高いとのことです。
これだけを見ると、陽菜は晴れ女ではないか?と感じてしまいます。
【天気の子】陽菜は雨女で晴れ女ではない?
まず結論を言ってしまうと、陽菜は雨女である可能性が高いように感じます。
恐らく新海誠監督は晴れ女という形でミスリードをさせていて、実は雨女だったということを表現しているのかなと思う部分がいくつかあります。
[aside type=”boader”]
- 天気の巫女になった時の願い事が怪しい
- 物語に稲荷系の自然霊が出ている描写がない
- 原作中の表現が雨女であることを匂わせている
- 一時的に一部分しか晴れにすることができない
- 田端駅に住んでいる[/aside]
それではそれぞれについて確認していきましょう。
1.天気の巫女になった時の願い事が怪しい
陽菜が天気の巫女になったときの願い事がこちらになります。
神さま、どうか。
雨が止みますように。
もちろん解釈的に見れば、晴れさせてほしいと捉えることも可能です。
その結果、晴れ女になった可能性もあります。
しかし、陽菜のお願い事は”雨”に注目をしていることがわかります。
雨女ということを考えれば、雨雲を動かすことも可能です。
そして、降らせたい場所に雨を降らせることも可能ということですね。
これは逆に、雨雲をその場所からどかすことも可能というこです。(=晴れる)
2.物語で稲荷系の自然霊が出てこない
天気の子には龍が出てきます。
しかし稲荷系(狐)は全く出現しません。
つまり、この作品中には晴れ女がいないことを示しているのではないかなと感じました。
https://tenkinoko.com/
こちらは天気の子の宣材写真ですが、龍しかいないです。
また、後ほど紹介しますが、帆高が陽菜を迎えに行く時。
『もう2度と晴れなくてもよい』と願うことで陽菜と会うことになります。
つまり雨を望んでいるわけですから、最終的に帆高は雨男になります。
恐らく陽菜が晴れ女であった場合、2人は出会うことはなかったのではないでしょうか。
3.原作中の表現が陽菜が雨女であること示している
ここからは原作中での表現をいくつか紹介していきます。
しだいに不思議な一体感が全身に満ちてくる。
私の境界が世界に溶け出していく。
自分は風であり、水であり。
雨は思考であり、心である。
私は祈りであり木霊であり、私は私を囲む空気である。
雨は思考である。
これは雨女であるからこそ、雨と意思疎通ができることを示しているのかなと思われます。
落ち続けるボクの体の周囲に。気づけば何匹かの空の魚がついてきている。
その体は水のように透明で、ホテルでみた陽菜さんの体によく似ている。
この空に彼女がいる。
その後に帆高は龍に飲まれて、陽菜さんに出会うことになります。
この瞬間に帆高は雨男になったのかなと思われます。
また、この他にも雪が降ってくるシーン。
帆高が警察に捕まりそうになるときに『お願い』と叫んだと共に、雷が鳴り響きました。
雷は龍神様の浄化のエネルギーと言われています。
つまり、これは陽菜が龍神系を宿している証拠となるシーンとなります。
4.一時的に一部地域しか晴れにすることができない
花火大会のシーンで明らかになるのですが、陽菜は一部地域のみ雨を短い間晴れにできるという特性をもっています。
つまり、快晴にすることができないというわけです。
もちろん晴れ女だからこそ、晴れにすることできるという可能性もあります。
ただ、前述したとおり雨女だから一時的に雨雲をどかせる可能性もあります。(=短い間しかどかせないのかも)
5.陽菜が田端駅に住んでいる
陽菜は田端駅に住んでいます。
一体なぜ田端駅なのか?を考えた時に陽菜は雨女であることを表現するためなのかなと感じました。
雷というのは龍神様がエネルギーを浄化するために発します。
そして”雷”という文字を見ていただきたいのですが、雨と田が組み合わさった漢字です。
田端の名前の由来はこちらです。
「田畑」と記載された史料も多く、この地域に田や畑が多かったことに由来する説などもある
つまり雨が必要な地域であるということです。
なぜならお米を作るためにはたくさんのお水が必要だからですね。
そういった事も陽菜が雨女であることを表現しているのかなと思いました。
帆高は雨男の可能性が大!ネタバレ考察
ここからは帆高が雨男になった可能性について紹介をしていきます。
まず前提条件として、帆高は雨が好きな人物です。
最初の船で東京に行く時に雨に見舞われます。
そのときに帆高は雨が降っていることに対してプラスなイメージを持っています。
また、作中にはネコがでてきますが、名前は”アメ”です。
そういったことを踏まえると、帆高は雨が好きな人物であることがわかります。
最後のシーンについて
この他にも最後の陽菜を助けに行くシーンで『晴れなくても良い』と願ったことで、陽菜と出会うことができます。
このシーンで帆高は雨男になります。
ちなみに、地上に戻ったシーンでは陽菜の首輪(雨のマークがついたもの)が壊れました。
これは帆高が陽菜の代わりに雨男(天候を司るもの)となったため、首輪が壊れた状態で表現したのかなと感じます。
帆高は人柱になることは恐らくない
帆高は人柱になることは恐らくありません。
なぜなら帆高は『陽菜といれるのであれば、晴れなくても良い』からですね。
つまり、雨で良いと考えているわけですから、力を使って晴れにすることはしません。
そのため、帆高は人柱となる可能性はほぼないと感じました。
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